昨今、日本でも増殖していることが報告されているトコジラミ。「トコジラミ」と聞くと、あまり耳馴染みのない方も多いかもしれませんが、別名「南京虫(ナンキンムシ)」とも呼ばれる害虫で、戦後の日本で大発生しました。
その後、駆除や清浄化によって、日本においてトコジラミはあまり見られなくなっていましたが、多くの人々が「海外⇔日本」を頻繁に行き来するようになり、再び日本でも急激に被害が拡大しています。
成虫は5~8mmで赤茶色の卵型をした扁平な体をしています。トコジラミは、生涯に200~500個も産卵しますので、卵の駆除も重要です。
漢字では「床虱」と書かれるトコジラミですが、もちろん床だけではなく、寝具・ベッド、マットレス、じゅうたんなど、さまざまな場所sに生息しています。
ダニやノミ、シラミと比べ、カラダが大きいため、肉眼でも発見しやすいことが特徴です。また、燻煙剤などが効きにくいため、駆除がし難いです。
伝染病などのリスクは低いですが、トコジラミの吸血により、強いかゆみやショックによって、眠ることができなくなったという被害も報告されています。
トコジラミの被害は人体への影響だけでなく、宿泊施設を利用したお客様が刺されてしまった場合、重大な経済被害につながってしまうリスクもあります。
トコジラミは小さなお子さんや赤ちゃん、ペットにも及びます。言葉にできないかゆみやストレスを与えてしまうことも、トコジラミの困った被害のひとつといえます。
トコジラミが大発生している原因として、トコジラミが殺虫剤への耐性を身につけたことが挙げられます。三共消毒は、実績とノウハウを活かし、戦わせていただきます。
トコジラミの体長や生態などのトコジラミ関する質問や、作業時間や作業人数などの三共消毒の作業に関するよくある質問をピックアップいたしました。のでご参考にしてください。